iPad Proケースの製作
に公開
父の還暦で何かあげようということで、傷み始めていたiPad Pro1のケースに代わる新しいケースをあげることにしましたが、良いケースが見つからず作ったという記録です。
## ほしかったやつ
- Fintieのケースのように立つもの。
- Fintieのケースのように表面が布地のもの。
- Apple Pencilの保持機能は不要。
つまりFintieのケースのiPad Pro版がよかったのですが見つけられず、作ることにしました。
## 材料
生地は手芸用品店で買いました。表地は¥1,200、裏地は¥600、あとiPadを引っ掛ける部分の革紐は1mで¥600でした。生地は最終的に半分以上余ったのでこんなに要りませんでした。
形を保つための厚紙をホームセンターに買いに行ったらフォーレックス (Forex) というのがあったのでこれにしました。
iPadをはめる部分はAmazonで買いました。ESR iPad Pro 11 2020 TPU背面カバー
## 設計
折る場所が2か所あるので上からA, B, Cとします。
## 製作
- 表地でフォーレックス、裏地で厚紙をくるむ(カメラ部分もいい感じに)
- フォーレックスと厚紙をカットする
- レンズ部分をカットする
- 表地と裏地をカットする
- フォーレックスに両面テープを貼って表地でくるむ(以下、外側ABCと呼びます)
- 厚紙に両面テープを貼って裏地でくるむ(以下、内側ABCと呼びます)
- iPadを引っ掛ける革紐を内側につける
- 革紐をカットする
- 革紐に下穴をあける(糸を通していないミシンを使いました)
- 内側Cに縫い付ける
- 背面カバーを内側につける
- 背面カバーに下穴をあける(2.0mmのドリルを使いました)
- 内側Aに縫い付ける
- 内側と外側を接着する
- 生地がかかっていない部分に生地の高さを補うフォーレックスを貼る
- 両面テープで内側と外側を接着する
- 外縁を縫い合わせる
- カメラ部分を縫い合わせる
## 完成
## Accessory Design Guidelines for Apple Devices
これを見るとカメラに映らないための寸法などがわかります。
https://developer.apple.com/accessories/Accessory-Design-Guidelines.pdf
今回製作したケースにオートスリープ機能はありませんが263ページのMAGNET DETAILをよく観察すればオートスリープ機能もできるかも?
## Footnotes
-
11インチ、第2世代 ↩